アルミ缶飲料とスチール缶飲料の違い

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どうも、1日1知識のTakeです!

先日、自動販売機でジュースを買った時にふと思ったのです。

「アルミ缶飲料とスチール缶飲料の違いって何だろう」と。

 

ということで、今回はアルミ缶飲料とスチール缶飲料の違いについてまとめてみました!

 

結論

結論から申し上げますと、硬く丈夫なスチール缶は、高温・高圧殺菌の処理をしたり、温かい状態で販売したりするコーヒーやおしるこ、コーンスープに使用し、軟らかく、潰れやすいアルミ缶は内圧を必要とするため、炭酸飲料やビールに使用されている印象を持ちました。

それでは、スチール缶とアルミ缶の特徴を見ていきましょう!

 

スチール缶

スチール缶の特徴

スチールは鉄を主成分とした合金の総称であり、アルミ缶に比べると、丈夫で潰れにくいことが特徴です。

 

スチール缶が選ばれる理由

スチール缶が選ばれる理由としては、ジュースや、コーヒー、お茶は微生物が発生しやすいため、高温殺菌に耐えられるスチールが使用されます。また、空気中の酸素に触れると飲料が変質しやすくなるため、缶の中に高温の水蒸気を詰めて封をするそうです。やがて、水蒸気が冷め、水になると、体積は水蒸気だった時より小さくなります。この小さくなった体積の分、容器も体積を小さくしようと内側に力が働きます。その際、缶が軟らかいと潰れてしまうため、丈夫なスチール缶が使われるのです。

 

アルミ缶

アルミ缶の特徴

アルミは軽く、安価であるため、製造コストが低く、また、潰しやすいため、廃棄もしやすいことが特徴といえます。

しかし、潰しやすいことは運送中に負荷がかかった際、潰れて中身が噴出してしまいやすい弱点でもあるのです。

 

アルミ缶が選ばれる理由

アルミ缶が選ばれる理由としては、軽く持ち運びやすいことや、熱を伝えやすく、中身までよく冷え、長期間品質を守ることができることです。

また、アルミ缶は回収された後、何回でも同じアルミ缶に再生され、加工がしやすいこともよく利用される理由の一つです。

アルミ缶は潰れやすく、中身が噴出してしまうことがあるため、炭酸飲料や、ビール類などの炭酸ガスによって内圧がかかりやすい飲料に多く利用されてきました。ですが、現在では技術の進歩により、窒素ガスを充填するなどしてアルミ缶でも問題なく製造できるようになっているようです。

 

まとめ

以上が、アルミ缶とスチール缶が使い分けられている理由になります。

一番の理由はアルミとスチールの強度が大きく関係しているということがわかりました。しかし、現在では技術の進歩によってアルミ缶でも問題がなくなってきているようですね。

 

今回はこれくらいで終わりにしたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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